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当てるじゃなくて美味しいレースの見方(ボートレース考察3)

当てるじゃなくて美味しいレースの見方の続きです。

 

 当てるじゃなくて美味しいレースの見方(ボートレース考察1) - 猪木一点

 

当てるじゃなくて美味しいレースの見方(ボートレース考察2) - 猪木一点

 

 

決まり手の捲りについて

 

まず捲りとは1コース以外の選手が、自分より内側の選手を外から抜いて前に切れ込んでいくことであり、内側の艇はその引き波により減速して着を下げるか、そのまま残すかなどするので予想が難しいです。

 

さらに捲りで決まらずそこから差しハンドルに切り替えて捲りざしになったり、捲りに行ったところをインの艇が抵抗して2人で消えて行ったりすることもあるので、捲りと言うのは色々な条件をクリアして決まる様な手であって

 

よっぽど捲りにいく艇がスタートきめるとか

インの艇が弱いか出遅れると思う様なことがないと決まりにくいです。

 

その中でも捲りが決まるレースの見方をコース別に

 

 

コースは2コースの捲りは基本少ないのと5.6コースのまくりについては高配当になる事が多いがヒモ、3着を絞りにくいので

 

3.4コースでの捲りについて

3コースは基本2コースが差しに構えるので1マークで捲りの体勢に持っていくことが多いです。

 

そしてそこからの判断で差しに切り替えるか捲りきるかなんですが捲りきった場合インの艇、特に2号艇は引き波でやられやすいです。

 

 引用元

http://funaban.com/wp/0064.html

 

なので3コース捲りで予想する場合

抵抗して一番残りやすい事を考えると

3-1

そして次に3コースが捲りに行くという事は

内側に絞って行くのでスペースの空いた所を隣の4コースが差す

3-4

次に1が抵抗して3と膨らんだところを

差す場合の

3-2

 

5.6号艇というのは上記の3点よりも狙うスペースが少ない事から不利でヒモになりにくいです。

 

3-1>3-2=3-4>>3-5>3-6

 

展開的にはこの様になる事が多いです。

 

 

そして次に4コースの捲りについて

こちらも3コース同様に捲りに行ったところから捲りざす展開も多いがまくりきった場合

 

 

 

スローとダッシュが3:3になった場合

角になる位置にあり、ここも捲った場合

3コースの時と同様まず1コースが残しそう、、

と、なりそうなんですが実はこの様になっています。

 

 

2016/9/1

 

昨年のボートレース住之江2220レース全てを対象にして1つ1つ調べてみました。するととても面白い事がわかったのです。以下が4コース艇が1着に来た時の他コースの2着回数です。

コース 回数
1           76
2           38
3           34
5           60
6           19
見てください!結局1コースが1番多く来るんですよ!2220レースも調べて損しました!…と思ったら、よく見ると5コースがちょっと頑張ってますよね?

明らかに2コース3コースよりは5コースの方が2着回数が多いですよ。

では、さらに突っ込んで4コース艇が「まくり」で勝った場合の2着と、そうでは無い「差し」とか「まくり差し」他には「恵まれ」とか「抜き」などの決まり手だった場合の2着と何か違いがあるかを見てみましょう。

ちなみに「まくり」とはインコース艇の外側を通って1着になる決まり手の事ですよ。

コース まくり その他
1          25         51
2          21         17
3          5           29
5          42         18
6          10         9

引用元

http://funaban.com/wp/post-409.html

 

見てわかる通り捲った場合は5コースが1番ヒモになっています。

 

ただし気をつけたいのが隣の3号艇は基本捲りの体勢に行くことを考慮しないといけない

 

3コースの選手を最初のスリットから1マークまでに半艇身以上差をつけ尚且つ1マークでは

完全に捲りきるプラス1.2号艇をおさえなければなりません

 

この事から捲りというよりは捲りざしになる方が多いです。

 

4コースが捲りを決めると予想するレースでは

とにかく4コースの艇がスタートが早い選手で尚且つイン3艇がパッとしない、特に3コースの艇がスタート安定してない又はスタートが見えてない様な時に狙う事になります

そんなのは誰でも分かるし捲りきれるだろうと思える様なメンバーだと的中率の割にオッズがやすいです。

 

 

 捲りというのは結構な実力差やスタートをうまくいかないと決まりにくいし捲りきらずの差しに構えるのならばヒモ、3着も変えなければならないので狙えなさそう、、

 

しかし

 

捲りで絞って狙えてオッズもそこそこいいレースがあるんです。

 

それが

 

女子レース

※女子のG1などのグレードレース以外

 

 

なぜかというと、男子レースに比べて実力差が

がっつり出る事が多く

 

 

捲りきった後インの微妙な選手が2.3着に残っていても周回を重ねる毎に上手い選手に抜かれてしまい結局展開よりも上手い選手3艇で決着という事が多いです。

例え

356

532

463

こんな感じで中々無いような出目も普通にでます

※モーターの良さで残る場合もありますが

 

狙いとしては

3連複でその3艇を厚めにと、その中で3連単でオッズが美味いところを買うような買い方をすると

狙いの点数を少なくて美味しい舟券になったりします。

 

 

 

あと最後に備考で女子選手じゃないんですが

男子の選手でこの選手がいると警戒すべきという選手の紹介です

 

平均STトップ30

過去3年間を通して、最もスタートが早かった選手のトップ30は下表のとおりになった。

 

 

 登録番号 名前 平均ST ST標準偏差

3849 中岡正彦 0.1209 0.0516
3960 菊地孝平 0.1217 0.0502
2942 瀬尾達也 0.1225 0.0632
4850 野中一平 0.1238 0.0730
4074 柳沢一 0.1248 0.0600
3779 原田幸哉 0.1251 0.0534
4297 山田哲也 0.1254 0.0525
4236 松村敏 0.1259 0.0606
4769 馬場剛 0.1264 0.0617
3548 室田泰史 0.1281 0.0542
4335 若林将 0.1285 0.0549
3799 今泉和則 0.1290 0.0590
4166 吉田拡郎 0.1292 0.0566
3721 守田俊介 0.1298 0.0632
4524 深谷知博 0.1306 0.0606
3805 高橋英之 0.1328 0.0546
4278 藤岡俊介 0.1337 0.0621
4213 重富伸也 0.1347 0.0623
3557 太田和美 0.1375 0.0630
4445 宮地元輝 0.1376 0.0638
4446 和田兼輔 0.1377 0.0597
3795 金子龍介 0.1379 0.0662
3903 白石健 0.1384 0.0546
4483 北野輝季 0.1385 0.0658
3587 武田信一 0.1386 0.0728
4176 樋口喜彦 0.1389 0.0688
4604 岩瀬裕亮 0.1389 0.0596
3716 石渡鉄兵 0.1394 0.0586
3541 三嶌誠司 0.1395 0.0559
4824 松井洪弥 0.1396 0.0775

 

引用元

http://boatrace-metrics.com/2016/07/02/競艇界最強のスタート巧者は誰だ?/

 

表の中でも個人的にグレードレースでも目立つ中岡、菊地、他にも吉田拡は特に気をつけたい選手です。

 

表に載っていない選手でも(4290)稲田浩二

イナダッシュと言われるぐらいダッシュつくと警戒が必要な選手もいます。

 

他にも捲り屋と呼ばれ、一番大外の6コースに入って行く選手だったり、前付けといって外のコースの選手が内に入ってくる気配が見られるときは、レースが荒れる場合があったりするので気をつけて舟券を購入したいですね。